【書評】中村裕昭著「あと3ヶ月でどうにかお金を稼ぎたいと思ったらスモールビジネス戦略だ!」

【起業・副業】ビジネス本書評

今すぐにでも会社をやめたい…

でも、資金もないし、経験もない…

そうお悩みの方におすすめの本書


あと3カ月でどうにかお金を稼ぎたいと思ったらスモールビジネス戦略だ!

を紹介します。

本書の筆者

著者 中村 裕昭(なかむら ひろあき)

スモールビジネス書籍タイトル数日本一
日本唯一スモールビジネスクリエイター
【ゲートプラス株式会社 代表取締役】

1975年福島県いわき市生まれ。起業・経営支援家。スモールビジネスのプロ。

現在は、放置自転車回収事業、ビジネス支援事業、インターネットメディア事業の3つの事業を手掛けながら時間に縛られないライフスタイルを手にしている。

著者の中村裕昭さんは、スモールビジネスに関する書籍タイトル出版数日本一の、正にスモールビジネスのプロです。

本書は、そんな中村裕昭さんが、自身の失敗と成功の経験を元に、あと3ヶ月でどうにかお金を稼ぐ方法について書かれたものです。

本書がおすすめの人
  • あと3ヶ月でどうにかお金を稼ぎ出したいと感じている人
  • 身の丈にあった成功を収めたい人
  • 「自由な時間とお金」を手に入れたいと思っている人

いきなりですが、本書には、「3ヶ月でお金を稼ぎ出すにはこれしかない

という方法が書かれていますので、さっそく紹介します。

1ヶ月目は、タネ銭を稼ぐのと同時にお金を稼ぐ知識を学びます。

2ヶ月目は、商品やサービスを決めて、テストして下さい。

3ヶ月目は、テストの結果、そのまま継続か、融資を受けて一気にいくか、を判断します。

以上です!

…って、これじゃあ、全く紹介になりませんよね。

ですので、本記事では、起業準備中の私が、本書でここが大事!と思った点について、書かせていただきます。

ここが大事!っと思った点、それは、著者の中村裕昭さんが明確にしたスモールビジネス戦略の定義

リスクを管理し、シンプルに徹する

を理解することです。

スピード感をもって、即行動することは、とても重要で、メリットもあります。

ですが、1番やってはいけないのは、間違った入り口に進んでしまうことです。

後述しますが、スモールビジネスでは特に、取り返しのつかないミスをすると、多大な労力が必要になります。

どれだけ切羽詰まった状態でも、リスクを管理してシンプルに徹すること、これだけは理解した上で、スタートするべきです。

なぜリスク管理が重要なのか?

私たちはもともと大企業に比べるまでもなく、「ヒトモノカネ」といった資源が圧倒的に足りません。

その中、大きな失敗をしてしまうと、それを補てんするために、労力を割かなければなりません。

これには多大な時間を取られてしまうので、結果的にビジネスを苦境に立たせてしまうことに直結してしまいます。

そうならないためにには、リスクを管理することがとても重要なのです。

リスクを管理するとは

リスクを管理するとは、「リスクの所在を明確にし、コントロールできない要素を排除する」ということです。

著者の考えるスモールビジネスは、大成功を手に入れるというスタンスではなく、まずは小さくても確実にお金を稼ぎ、時間の自由も手に入れるということを、ひとつの目的としています。

つまりは、大勝ちはせずに負けない経営をおこなうということです。

スモールビジネスでは、とにかく現金が勝負です。

現金を枯渇させないためには、出ていくお金を最小限にしておけば、リスクは圧倒的に低く抑えられます。

これは負けない経営にはとても重要なポイントです。

負けない経営は失敗しようのない経営への結びついているのです。

大勝ちを狙わず、出ていくお金を最小限にして、負けない経営を目指しましょう。

負けない経営はあなたを救ってくれます。

シンプルに徹すること

人は、無意識にものごとを複雑にすることが大好きです。

複雑にすればするほど仕事をしている気になるから、かもしれません。

時間給で動いている人であれば、それでもかまいませんが、お金を生み出す側に立つのであれば、そうはいきません。

多くの手を加えなくても結果が出せるように、ビジネスを構築していく必要があります。

シンプルの本質は、思考と行動を絞るということです。

そのためには、やらないことを明確にし、優先順位を決めることが必要です。

人は多くのことを一度にやろうとすれば、力が分散してしまいます。

だから、お金に直結することを最優先とし、お金を稼ぎ出すことに集中して結果を追い求めて下さい。

物事を複雑にせずシンプルに、お金を稼ぎ出すことに集中しましょう。

そのためには、やらないこと、やりたくないことを明確にしておきましょう。

まとめ

本記事では、本書を読んで、ここが大事!と感じた

  リスクを管理し、シンプルに徹する

という、スモールビジネスの原理原則を紹介しました。

私たちがスモールビジネスをするなら、取り返しのつかない失敗をするわけにはいきません。

ですので、大勝ちを狙わず、出ていくお金を最小限にして、リスクを管理しましょう

また、人はすぐに物事を複雑にしてしまいますが、ここはシンプルに、お金に直結することを最優先にして、お金を稼ぎ出すことに集中しましょう

さて、本書の本題である、お金も経験もない人が、本書で学び、実践して

  3カ月でどうにか稼げるようになれるかどうか

についてですが、私は可能だと思います。

その3カ月間は、相当な努力と時間が必要になりますが…

本書は他にも

  • 小銭を稼ぐ方法はいくらでもある
  • 3ヶ月で結果を出すために
  • テストの向こう側
  • 要チェック!ビジネス選択の10項目
  • 失敗の本質
  • 私が3ヶ月で結果を出すとしたら…
  • 本気で取り組むからこそ手放すことができる

など、タネ銭の稼ぎ方から、「テストの鬼」とまで言われている著者が教えるテストの方法など、スモールビジネスをやっていく上で、学べることがたくさんあります。

私が起業する時には、間違った入り口を選択しないために、

  要チェック!ビジネス選択の10項目

を必ず見直そうと思っています。

最後まで見ていただいてありがとうございました。

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