【書評】川喜田敬著「ゆるい起業で生きていく」自分らしく生きるひとり起業家へ贈る17のしないことリスト【Kindle Unlimited】

【キンドルアンリミテッド】ひとり起業書評

あなたが目指すのは、「ギラギラ起業」ですか?

それとも「ゆるゆる起業」ですか?

ギラギラ起業」とは

いわゆるベンチャーで、事業の成長をどんどん目指す「成功型」の起業のこと。

ゆるゆる起業」とは

個人が身の丈にあった事業をして、資金調達などすることもなく、1人社長あるいは個人事業として自分がやりたいことを表現していく起業のこと。

もちろん、あなたが目指しているのは、「ゆるゆる起業」の方ですよね!

そんなあなたに、本書をオススメします。

発売日 2021/5/29

ページ数 183ページ

著者はこんな方

川喜田敬(かわきたけい)

1988年生まれ。鎌倉市出身。

「やりたいことがわからない」を解決し、世界に1人しかいない「自分」を仕事にする専門家であり、ライフコーチ。

著者の川喜田敬さんは、2017年から独立して「ゆるゆる起業」を実践。

場所にとらわれないライフスタイルをしつつ、コーチのコーチとしてコーチングを教える活動や、毎月100冊以上の本が売れるノマド作家としても活動されています。

本書は、そんな著者が、起業してから体感した「17のしないことリスト」がまとめられています。

本書がおすすめの方
  • ゆるい起業を目指している方
  • 起業して間もない方

本書を読むと、

ゆるい起業というのは、どんな起業なのか

ゆるい起業ができると、どんな良いことがあるのか

ということがわかります。

そして、

自分も起業できるかも!

という気持ちにさせてくれます。

ひとり起業を目指しているあなたの背中をそっと押してくれる、そんな本です。

本書は、行間やスペースが多く使われていて、まるでブログを読むような感覚でスラスラ読めます。

本記事では、本書に書かれている17のしないリストのうち、私がグッときた2点

  • 失敗を怖がら「ない」
  • お客さんを探さ「ない」

について紹介させていただきます。

失敗を怖がら「ない」

独立してみたいし、やりたいこともあるんだけど、失敗が怖くてできない

あなたはこんな風に、失敗をすることがブレーキになって、なかなか一歩が踏み出せないような状態になっていませんか?

失敗を恐れて行動できなくなってしまう人には1つの特徴があります。

それは

失敗=結果

だと捉えていること。

つまり「狙った結果が出なかった=失敗だ」と思っています。

この見方をしていると、行動できなくなります。

じゃあどうすればいいか。

それは

失敗=後悔」だと捉えること。

狙った結果が出せなかったことは失敗じゃないんです。

それよりも、

・やりたかったのにやらなくて後悔する

・やったけど全力で取り組まなくて後悔する

こんな風に、後悔する気持ちが残ってしまったら、それは失敗です。

なぜかというと、、時間はどう頑張っても取り戻せないから。

あなたも私も、やりたいことがきっとあるはず。

会社員から抜け出して、やりたいことを仕事にして、家族ともっと大切な時間を過ごしたいと思っているはず。

もし、やってみたいと思っているだけで、このまま行動しなければ、きっと「後悔」しませんか?

私はこのまま会社員でいると、この先きっと「後悔」します。

人生を「後悔」=「失敗」にならないように、起業を決意して、学んで実践して、一歩ずつ進んでいます。

あなたも結果が出ないことを恐れるのでなく、「失敗」=「後悔」と捉えて、後悔のない人生を楽しみましょう

お客さんは探さ「ない」

やりたいことを仕事にして、独立したい!

そんな風に思って実際に起業していく上で、最も大事でありながら、最も大きな壁、それは、

自分の商品を買ってくれるお客さんと出会うこと

です。

お客さんさえいれば、起業しても生活していけます。

でも、その肝心のお客さんと出会えるかどうかが、とても難しいところ…

筆者の川喜田さんは、自身の経験を含め、いろんな方がやりたいことを仕事にするプロセスに携わる中で、すんなりお客さんに出会える人と、出会えない人の違いがわかってきたそうです。

なかなかお客さんと出会えない人の特徴

それは、「お客さんは探すもの」だと思っていること

イメージとしては、商品を「必要としている人」を、一生懸命探しているような感じ

反対に、すんなりと出会える人の特徴

それは「お客さんは創り出すもの」だと思っていること。

イメージとしては、目の前の人に、商品の「必要性」をちゃんと伝えている感じ

もしあなたが、やりたいことを仕事にしたいのに、なかなかお客さんと出会えなくて困っているなら、

出会った人に、自分が仕事にしたいことや、商品の魅力をちゃんと伝えてみよう。

目の前の人に、商品の必要性やメリットがあることをさりげなくでいいから話してみよう。

お客さんと出会うためには、一生懸命にお客さんを探す必要はありません。

目の前の人に商品の必要性やメリットを伝えればいいんです

まとめ

本記事では、川喜田敬著「ゆるい起業で生きていく」を読んで、ひとり起業を目指す私がグッときた2点

  • 失敗を怖がら「ない
  • お客さんを探さ「ない」

を紹介させていただきました。

失敗とは、狙った結果が出ないことじゃなくて、後悔すること

人生を後悔しないように、失敗を怖がらず、一歩踏み出してみましょう

なかなかお客さんが見つからないと思っている方は、もしかして、一生懸命お客さんを探しているからかもしれません。

お客さんは、一生懸命探してもなかなか見つかりません。

それよりも、近くにいる目の前の人に、商品の魅力をさりげなく伝えてみましょう。

本書には他にも、

  • 成功を目指さ「ない」
  • 資格信者になら「ない」
  • 安売りし「ない」
  • お客さんを神様にし「ない」
  • 自分1人で頑張ら「ない」

など、読んだ人に

ゆるい起業」でやっていきたい!

ゆるゆる起業」でうまくいくかも⁉︎?

といった気持ちにさせてくれる内容になっています。

その中でも特に、

自分1人で頑張ら「ない」

で書かれている「半分半分の法則」は、これから起業して仕事をする上で、大事にしたい考え方だと思いました。

ひとりで背負いこまないため、また、周りの方への感謝の気持ちを忘れないためにも、知っておきたい法則です。

本書が気になった方は、是非、手にとってみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回、ご紹介した本は、Amazonの定額サービスであるKindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)で読むことができます。

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Kindle Unlimitedは、読み放題対象の商品が定期的に入れ替わります。
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ご購入の際は、ご注意下さい。

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