あなたはこんな夫婦のお悩みを抱えていませんか?
- 会話が少なくなってきた
- 大切なことが話せない気がする
- 「こんなはずじゃなかったのに」とギャップを感じる
そんな夫婦仲のお悩み解決にこれ1冊!って本をご紹介します。
夫婦がうまくいけば、人生はうまくいく。
夫婦がうまくいかないと、人生はうまくいかない。
本書の中で書かれている名言のひとつです。
確かにその通りですよね!
相談できる相手、信頼できる相手、一緒に笑い合える相手。
そういう人がすぐ横にいれば、人生どんなことがあってもうまくいくはず。
そういう私も、結婚8年目にして、人生の転機を向かえ、「不機嫌な妻」にさせてしまいました。
会話が少なくなり、すれ違う日々。
そんな状況を何とかしないといけないと、すがる思いで手に取った本書。
書かれていることを実践することで、少しずつですが、妻に元の笑顔が戻ってきました。
そんな私が、夫婦関係に悩むあなたに是非、実践してほしい3つのポイントを、本書から紹介します。
本書の著者
著者 五百田 達成(いおた たつなり)
作家・心理カウンセラー。株式会社 五百田達成事務所代表。
米国CCE, Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー
「コミュニケーション×心理」を軸に恋愛や結婚、ジェンダーや言葉について執筆。「察しない男 説明しない女」「不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち」「話し方で損する人 得する人」「超雑談力」はシリーズ80万部を突破。
本書の概要
夫婦には会話が必要とよく言われます。
でも、なかなかうまくいかない。
面倒だったり、ギスギスしたり、イラッときたり…
結局のところ、
夫婦がうまくいくとは、夫婦のコミュニケーションがうまくいくということ。
夫婦がうまくいくためには夫婦の会話が欠かせません。
この本は、夫婦の会話を円滑にし、夫婦のコミュニケーション不全を解決することで、結果的に夫婦の関係がうまくいくようにするための本です。
実践すべき3つのポイント
夫婦関係に悩んでいた私は、本書から学んだことを実践し、少しずつ夫婦のコミュニケーションがうまくいくようになりました。
その中でも特に、夫婦関係に悩むあなたにも是非、実践してほしい3つのポイントを、本書から紹介します。
妻(夫)を家族と思わない
家族と思わない、ってどういうこと?
何か冷たい印象を受けますが、何も他人のようにそっけなく接しましょうってわけではありません。
例えば、あなたは、妻(夫)から
コーヒー飲む?
と聞かれて
いらない
って答えたこと、ありませんか?
多くの方が「ある」とお答えになると思います。
ではもう一つ質問します。
友人から同じ質問をされると、あなたはどのように答えますか?
今はいらない、ありがとう
など、感謝を声に出して伝えませんか?
ひとつの言葉でも、気遣いが大事です。
家族だからといって言ってしまう気遣いのない言葉の積み重ねが、夫婦の関係を損ねてしまいます。
妻(夫)といえども他人です。
時には、友人と接するように気遣いをして、話してみて下さい。
家事は分担しても、責任は共有すること
- 料理は妻の担当
- 食器洗いは夫の担当
というように、家事を分担されている夫婦も多いと思います。
また、「稼ぎ担当」と「家事担当」に分けていらっしゃるかもしれません。
さまざまな夫婦の形がありますが、家事や育児に一応の担当はあっても、原則は「すべてふたりで責任をもつ」ことが大切です。
なぜなら、大人同士が共に同じ家で生活している以上、そこで発生する家事・育児は両方が責任を持ち、協力し合うべきだからです。
どちらか一方は納得しているけど、もう一方は我慢している、では夫婦関係はうまくいきません。
そうならないために、唯一考えるべきは夫婦ふたりが「自分たちはどうしたいか」を話しあうことです。
話し合いさえすれば、その結果はどんな形になっても構いません。
一方が我慢することのないよう、しっかり話し合って、自分たちのルールを作りましょう。
ちなみに我が家のルールでは、私が晩酌した場合、食器洗いは私の担当です。
ある時、お酒を飲みながらゆっくり晩ご飯を食べていると、妻が不機嫌そうにしていたので、「どうしたの」と聞くと、「あなたがお酒を飲んだ時、食器洗いが遅くなるのがイヤだ」と言ってくれました。
全く気にしていなかったので、ハッとなりました。
お酒を飲みながらゆっくり食べたい私と、少しでも早く食器洗いを済ませたい妻との話し合いの結果、お酒を飲んだ時は私が食器洗いをすればいい、ということになったのです。
このルールのおかげで、私は気分良くお酒を飲んでいますし、妻もごきげんです。
「どうしようか」と一緒に悩む
「晩ご飯、何が食べたい?」
「なんでもいいよ」
あなたはそう、答えていませんか?
私はいつも、そう答えていました。
どんな晩ご飯が出てきても、文句は言わないし、本当になんでもいいと思って。
それじゃあ妻が不機嫌になってしまいます。
なぜでしょう?
それは、夫が全面的に頼りすぎているからです。
夫婦の間で料理担当が決まっていても、担当者が100パーセントの責任を負うものではありません。
担当を外れた者が担当者に任せきりにしてもいいわけではない。
会社でも、「他部署の仕事は自分には関係ない」という考えがダメなのと同じです。
それじゃあどうすればいいのか、それは
「うーん、どうしようか、何が食べたいかなー」
と一緒に悩むことです。
このように、主担当が悩んでいたらまずは受け止めて一緒に悩み、共に問題の解決をはかろうとします。
なぜなら、ふたりの問題、ひいては家庭全体の一大事だからです。
おおげさではありません。
「たかが食事のメニュー」と軽視していると確実に痛い目にあいます。
実にそういうところから、夫婦の絆はほころぶのです。
「なんでもいい」は他人事にしている証拠です。
「どうしようか」と一緒に悩み、共に問題の解決をはかることが大切です。
おまけ
ここまで読んで
なぜ、自分ばっかり、相手に歩み寄らなければいけないんだ?
そう思ったあなたの気持ちはよくわかります。
私もそうでした。
相手が歩み寄ってくれたらいいのに、と。
そんなあなたに、もう一つだけ、本書に書かれていることを紹介します。
自分から行動すれば、相手も変わる
ということ。
例えば、
優しくしてもらいたかったら、自分から優しくする
もっと大事に思ってもらいたかったら、自分から相手をもっと大事に思う
などです。
人には、誰かから何かをもらったり、何かをしてもらったりすると、「お礼をしないと」「お返ししないと」という気持ち(好意の返報性)が働きます。
夫婦の間でも、何かを一生懸命してあげれば、相手は「次は自分が」と思うでしょう。相手の心理をうまく使うのです。
たとえば、「もっと話してほしいな」と思ったら、自分からどんどん話しかけましょう。
「どうして優しくしてくれないんだ」と思うなら、自分から相手に優しくすればいいんです。
いつも一緒にいる相手には、つい甘えの気持ちが出てしまいます。
「〇〇してほしい」「なんで◯◯してくれないの?」と要求が多くなってしまいがち。
そのことに気づいたら、まずはそれを自分から実践してみましょう。
自分からその行動をとってしまうほうが、きっと早くに望みはかなうでしょう。
まとめ
当記事をまとめます。
夫婦仲が上手くいかないと、人生が上手くいきません。
夫婦仲を良くするためには、夫婦の会話が大事です。
夫婦の関係に悩む私が、本書から学び実践した中で、共に悩むあなたにも是非、実践してみてほしい3点を紹介しました。
- 妻(夫)と会話する時は、友人と話す時のように気遣いをすること。
家族だからといって言ってしまう気遣いのない言葉の積み重ねが、夫婦の関係を損ねてしまいます。 - 家事は、分担しても、責任は共有すること。
どちらか一方が我慢している場合は、夫婦ふたりが「自分たちはどうしたいか」を話し合い、自分たちのルールを作ってください。 - 家事の悩みを話された時、「どうしようか」といって、一緒に悩むこと。
晩ご飯何にする?と聞かれた時は、「何でもいい」と答えるんじゃなくて、「どうしようか」と一緒に悩んでください。
たかが食事のメニューと軽視していると、そういうところから、夫婦の絆はほころびます。
以上になります。
- 夫婦間の会話が少なくなってきた
- 関係を修復したい
そんなあなたは是非、本書を手に取ってみてください。
きっと夫婦の会話が円滑になり、コミュニケーションもうまくいくはずです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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